法的なことにいい加減なネットショップの見分け方

「法的なことにいい加減な」ということであり、いい加減なショップということではありません。

それは「特定商取引法に基づく表示」がひとつの判断材料になります。

まず、通信販売をしているにもかかわらず、この表示がない場合は、そもそも原則違法ですので、いい加減どころではありません。

表示がある場合、そのタイトルがおかしい場合があ結構あります。

わかりやすいのは、「通信販売法に基づく表示」と書いているのがあります。「通信販売法」なんていう法律は存在しません。「特定商取引に関する法律」略して「特定商取引法」です。サイト作成の際、ネットショップの法律を知っている人に点検してもらっていないということがわかります。

他に「特定商取引に基づく表示」とか書いているのもあります。言葉として完全におかしいです。法律に規定があるから法律に基づき表示しているのであって、「法」の一字がないとわけがわかりません。

あと、この特定商取引法に基づく表示の中に個人情報保護方針(プライバシーポリシー)を含めて書いている例もあります。しかし個人情報保護方針は特定商取引法に基づく表示とは別の事項です。

これらは、どうも既存のサイトから「コピペ」して作り、元がおかしいとおかしいままコピーされて気づいていないというかんじです。ネットショップも立派な商売です、コンプライアンスの意識をしっかり持ってほしいですね。