基本姿勢
現在,日本は,超高齢化,人口減少の時代を迎えています。
残念ながらこの流れはすぐには変化しそうにありません。
人口減少,高齢化はこれまでの歴史や政策の結果でもあり,また人口減少,高齢化がさらに様々な社会問題を引き起こしていくという側面もあります。
こうした問題の解決には,最終的には政治によって行われるものであり,その政治を決めるのはわれわれ民衆です。
一司法書士の力では,どうにもならないのは当然のことです。
しかしながら,現在の社会問題にどういうスタンスを貫くのかと,司法書士の業務としてどのような問題解決ができるのかは,密接な関わりがあると考えます。
現在の貧困・格差の問題を自己責任の問題と考えるのか,社会の構造,不適切な政策の結果と考えるのでは,やはり業務の内容,解決手法も変わってくるのではないでしょうか。
現状認識として,「一億総活躍社会」が実現しつつあるのか,それとも実態は「一億総疲弊社会」じゃないのか,どちらの認識に立つのかで,アプローチの仕方は変わるでしょう。
そのため,当事務所は,その政治姿勢を明確にしますが,それはあくまで個人の執務姿勢のバックボーンを明らかにするためであり,依頼者のみなさんに賛同を求めるものではありません。
そもそも日本国憲法の核心は「個人の尊重」なのですから。
(以下、記事書き換え中)
10年先を見据えた仕事への取り組み
当事務所の特徴
当事務所の理念
法律以前のこと、法律以外のことも大切にします
時代の求めるものに敏感に応えます
時流に迎合しません
ただし、安易に時流に迎合せず、守るべきものは守り、軸はぶれません。個人の尊重を基軸にする近代憲法の価値観を大切にします。
法律の学習開始当初、私は憲法と法律の違いさえ知りませんでした。私も含めた一般の日本人の多くが、現行憲法の是非以前に憲法に対する認識が薄い(基本的見識を欠いている)のにはれっきとした歴史的根拠があることを後の学習で知りました。現在の憲法が良いかどうかの前に、憲法の価値観はいまだこの日本の社会では実現されていないと考えております。